【ちいかわ映画】子どもには怖い5つの理由!要注意の場面はどこ?

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』はG指定のため、年齢制限上は子どもも鑑賞できます。

ただし、人魚が襲われる場面の鈍い音や、巨大なセイレーンに追われる展開があり、怖がりな子どもは注意が必要です。

この記事では、ちいかわ映画が子どもには怖いと言われる5つの理由や、親子で見るときの注意点を紹介します。

後半では犯人や最後についても解説するため、結末を知りたくない方はご注意ください

この記事で分かることは次のとおりです。
  • ちいかわ映画が怖いと言われる理由
  • 子どもが特に注意したい場面
  • 親子で見ても大丈夫なのか
  • 人魚を食べた犯人と映画の最後
目次

ちいかわ映画が子どもには怖いと言われる5つの理由

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』には、血が飛び散るような直接的な残酷描写はほとんどありません。

それでも子どもには怖いと言われるのは、映像そのものよりも、音や雰囲気から恐ろしい出来事を想像させる作りになっているからです。

ここでは、具体的にどの場面が怖いのかも含めて、5つの理由を見ていきましょう。

理由①:人魚が襲われる場面の鈍い音が生々しい

ちいかわ映画で特に注意したいのが、過去に人魚が襲われたときの回想場面です。

人魚が攻撃される様子をグロテスクに見せるわけではありません。しかし、別のものを映しながら、何度も殴られていることが分かる鈍い打撃音が流れます。

原作では擬音だった表現に生々しい効果音が加わったことで、何が起きているのかを想像しやすくなりました。劇場の大きな音で聞くと、大人でもドキッとするかもしれません。

普段からテレビの大きな音に驚いたり、怖い場面で耳をふさいだりする子どもは、特に注意したいところです。

映画の鑑賞レビューでも、直接的な残酷描写はない一方、打撃音にはかなりの迫力があると紹介されています。

理由②:巨大なセイレーンに追われる緊張感が強い

2つ目の理由は、巨大なセイレーンに追われる場面の緊張感です。

映画公式サイトでも、島民を次々と連れ去るセイレーンと、討伐計画に巻き込まれたちいかわたちの物語であることが紹介されています。

セイレーンは、ちいかわたちと比べるとかなり大きく、歌声にもきれいなだけではない不気味さがあります。突然襲いかかってくる場面や、ちいかわたちが必死に逃げる展開は、パニック映画のようなハラハラ感があります

いつもの短編アニメにある、かわいらしい日常を想像して映画館へ行くと、雰囲気の違いに驚くかもしれません。

ただし、ずっと暗くて怖いわけではなく、笑える場面や楽しい歌、ちいかわたちのかわいいやり取りもあります。

完全なホラー映画というより、少し怖さのあるダークファンタジーと考えると近いでしょう。

理由③島民が食べられたことを想像させる描写がある

3つ目は、セイレーンに連れ去られた島民が、食べられたことを想像させる描写がある点です。

食べられる瞬間を直接見せるわけではなく、血や傷口が大きく映る場面もありません。

しかし、セイレーンの言葉から、連れ去られた島民が食べられたことが分かる内容になっています。

小さな子どもは意味に気づかず、そのまま見られる可能性もあります。一方で、物語の意味を理解できる子どもは、映像以上に怖く感じるかもしれません。

さらに話が進むと、セイレーンの仲間だった人魚も、島民に襲われて食べられたことが明らかになります。

本作では「食べる側」と「食べられる側」が単純に分かれていません。恐ろしい出来事を直接映さず、観客に想像させるところが、ちいかわ映画ならではの怖さにつながっています。

理由④:永遠の命が恐ろしい罰として描かれている

ちいかわ映画では、「人魚の肉を食べると永遠の命を得られる」という言い伝えが、物語の重要な鍵になります。

一般的には、永遠に生きられることを幸せだと感じる人もいるかもしれません。

しかし、セイレーンは人魚を食べた犯人に対し、体にぴったりの檻へ入れ、深く暗い場所で永遠の命を味わわせようとします。

つまり、死ぬことも逃げることもできない永遠の命が、恐ろしい罰として描かれているのです。

小さな子どもには少し難しいテーマですが、意味を理解できる年齢になるほど怖さが増します。むしろ子どもより、大人のほうが精神的な恐ろしさを感じるかもしれませんね。

セイレーンの見た目や追跡場面だけでなく、「永遠に生き続けることは本当に幸せなのか」と考えさせられる点も、本作が怖いと言われる理由です。

理由⑤:善悪を簡単に決められない結末が重い

5つ目の理由は、誰が正しく、誰が悪いのかを簡単に決められないところです。

セイレーンが島民を襲っている場面だけを見ると、セイレーンが悪者に見えます。しかし、セイレーンにも、仲間の人魚を島民に殺されて食べられたという事情がありました。

一方、人魚を食べた側にも、大切な相手の命を助けたいという理由があります。

もちろん、誰かを助けるためなら罪のない人魚を襲ってもよいわけではありません。それでも、単純な悪意だけで起きた事件ではないため、ちいかわも簡単には答えを出せませんでした。

小さな子どもが直接怖がる場面というより、物語を理解できる子どもや大人に残る精神的な怖さです。

悪者を倒してすべて解決する物語ではないからこそ、見終わったあとにも重い余韻が残ります。

ちいかわ映画を子どもと見ても大丈夫?

ちいかわ映画は年齢制限上は子どもも鑑賞できますが、怖がりな子どもは注意が必要です。

本作はG指定なので、年齢にかかわらず鑑賞できます。ただし、G指定は「怖い場面や暴力的な表現が一切ない」という意味ではありません。

映画倫理機構の分類基準でも、G区分の作品に簡潔な暴力や犯罪などの表現が含まれる場合があることが示されています。

子どもと見るか迷ったときは、年齢だけでなく、普段の怖がり方から判断するのがおすすめです。

特に注意したいのは、次のような子どもです。

  • 大きな音が苦手
  • 追いかけられる展開が苦手
  • キャラクターが危険な目に遭うと泣いてしまう
  • 食べられる話や暗い場所が怖い
  • 映画館で長時間座っているのが苦手

怖がりな子どもには、鑑賞前に「途中で大きな音やドキドキする場面があるよ」と伝えておくと、心の準備ができます。

途中退出の可能性があるなら、通路側や出口に近い席を選ぶと安心です。音に敏感な子どもの場合は、音響の迫力が増す上映形式ではなく、通常上映を選ぶ方法もあります。

なお、ちいかわ映画を見て泣く人がいるのは、怖さだけが理由ではありません。

ちいかわとハチワレ、うさぎの友情や、大切な相手を思う登場人物の気持ち、何が正しいのか悩むちいかわの姿に、感動して泣くこともあります。

怖くて泣く可能性と、物語に感動して泣く可能性の両方がある映画と考えておくとよさそうです。

【ネタバレ】ちいかわ映画の犯人と最後を解説

ここからは、人魚を食べた犯人や映画の結末、エンドロール後の場面について解説します。

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』を未鑑賞で、結末を知りたくない方はご注意ください。

人魚を食べた犯人はヒトハとフタバ

人魚の肉を食べたのは、島民のヒトハとフタバです。

ただし、人魚を直接襲ったのはヒトハで、人魚の肉を食べたのがヒトハとフタバの2人という違いがあります。

事件の発端は、セイレーンの水遊びにフタバが巻き込まれ、命を落としかねない状態になったことでした。

ヒトハはフタバを助けるため、「人魚の肉を食べると永遠の命を得られる」という情報を頼りに、人魚を襲います。そして、その肉をフタバに食べさせました。

ヒトハ自身も人魚の肉を食べ、フタバと一緒に永遠の命を背負う道を選んでいます。

直接人魚を襲った人物と、人魚の肉を食べた人物を分けて整理すると、次のとおりです。

  • 人魚を直接襲った人物:ヒトハ
  • 人魚の肉を食べた人物:ヒトハとフタバ

そのため、セイレーンが探していた人魚を食べた犯人は、ヒトハとフタバの2人だったと整理できます。

ちいかわは犯人に気づいても告発しなかった

ちいかわは、ヒトハとフタバの部屋で見つけた本や、2人の身体に現れた特徴などから、人魚を食べた犯人に気づきます。

しかし、ちいかわはセイレーンに2人の名前を伝えませんでした。

ちいかわが告発しなかった理由は、セリフでは明確に説明されていません。

ここからは筆者の考察ですが、ヒトハがフタバを助けようとした気持ちを、自分とハチワレたちの関係に重ねたのではないでしょうか。

もしハチワレやうさぎが同じ状況になったら、自分はどうするのか。ちいかわは、その答えを簡単に出せなかったように見えます。

犯人を知りながら名前を伝えなかったことは映画で確認できる事実ですが、友情を重ねたから黙っていたという部分は解釈です。

ちいかわが何を考えていたのか想像する余地を残しているところも、この結末が印象に残る理由なのでしょう。

ヒトハとフタバは別の島へ逃げる

戦いが終わったあと、ヒトハとフタバは島を離れ、誰もいない別の島へ移り住みます。

一方、ちいかわたちも島を離れ、元の暮らしへ戻りました。

ここだけを見ると、ヒトハとフタバはセイレーンから逃げ切り、新しい生活を始められたようにも感じられます。

しかし、本作は完全なハッピーエンドではありません。

セイレーンは人魚を食べた犯人を諦めておらず、物語の最後には、2人の移住先へつながる不穏な展開が待っています。

エンドロール後にセイレーンが2人を追いかける

エンドロール後には、セイレーンがヒトハとフタバのいる島へ向かっていることが分かる場面があります。

そのため、本編が終わってもすぐに席を立たず、エンドロール後まで見るのがおすすめです。

この場面から、セイレーンが2人を見つけ、以前話していた「深く暗い場所の檻」で罰を与えようとしている可能性はありそうです。

ただし、映画の中では次の場面まで描かれていません。

  • ヒトハとフタバが実際に捕まる
  • 2人が深く暗い場所の檻へ入れられる
  • セイレーンによる罰が実行される

したがって、セイレーンが2人のいる島へ向かっていることは確認できますが、2人が捕まったとは断定できません。

逃げ切れたように見せながら、追跡が続いていると分かる終わり方が、ちいかわ映画の不気味な余韻につながっています。

まとめ

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』はG指定のため、年齢制限上は子どもも鑑賞できます。

ただし、人魚が襲われる鈍い音や、巨大なセイレーンに追われる展開、食べられたことを想像させる描写には注意が必要です。

怖さの感じ方には個人差があるため、年齢だけでなく、普段から大きな音や追跡場面を怖がるかで判断するのがよいでしょう。

怖いだけでなく、友情や正しさについて考えさせられるのも本作の魅力です。鑑賞後には、親子でそれぞれの感想を話し合ってみるのもよさそうですね。

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