
お笑いナタリーより引用
スタミナパンはM-1グランプリで2年連続で準決勝へ進出して話題となった、麻婆(まーぼー)・トシダタカヒデによるお笑いコンビ。
2023年のM-1で披露した、「うんちネタ」が強烈に記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。
その後も各賞レースで実績を残すなど、注目度が急上昇しています。
本記事ではスタミナパンとはどんなお笑いコンビなのか?
結成までの経緯や芸風、麻婆・トシダの経歴や学歴など徹底調査して2人の素顔に迫ります。
【スタミナパン】ってどんなコンビ?

- コンビ名 スタミナパン
- 結成年 2014年12月1日
- 所属事務所 SMA NEET Project(ソニー・ミュージックアーティスツ)
- 活動開始 2014年
スタミナパンは、髭と坊主頭がトレードマークの麻婆と、細見でスーツ姿のトシダタカヒデのコンビの2人によるお笑いコンビ。
お笑い事務所SMA(ソニー・ミュージックアーティスツ)に所属していて、ハリウッドザコシショウや錦鯉らに続く次世代コンビとして注目を集めています。
SMAには「ばいきんぐ」「ハリウッドザコシショウ」「アキラ100%」「錦鯉」などが所属しています。ベテラン芸人が多いSMA内では珍しい30代コンビです。
麻婆の飄々としたつかみどころのないボケと、トシダの鋭いツッコミが魅力。
ライブでは爆笑必至の“クセになるコンビ”として人気急上昇中の2人です。
ボケ担当・麻婆(まーぼー):髭面で体格の良い“おにぎり型”のキャラ
ツッコミ担当・トシダタカヒデ:眼鏡をかけたスリムな“文学青年風”のルックス
スタミナパンの結成の経緯とは?
麻婆とトシダが初めて出会ったのは、2013年に『おはスタ』の「寝てる女の子を笑わせて起こす企画」のオーディション。
元相方同士が知り合いだったことがきっかけで、芸人仲間として交流をし始めたそうです。
2014年にお互いのコンビの解散が重なったことでで再会し、「スタミナパン」を結成しました。
麻婆が「ちゃんとツッコんでくれる人」としてトシダを誘いました。
実は当時のトシダは“ボケ担当”でしたが、スタミナパンを結成し麻婆と組んでから“ツッコミ”へ転向。
1989年生まれの同い年で気を遣わない関係性と、見た目の凸凹コンビ感が結成を決意した決め手でした。
スタミナパンの結成はまさに“運命のタイミング”と呼べるのではないでしょうか。
普段の会話やラジオ番組ではネタの時とは違ってトシダがボケ、麻婆がツッコミになってしまうらしいですよ。
M-1で一気にブレイクした「うんちネタ」って何?

スタミナパンをネットで検索すると「うんち」という言葉がよく目につきますが、一体何ごとだろうと思った人も多いのではないでしょうか?
スタミナパンの「うんちネタ」というのは、「M-1グランプリ2023」の敗者復活戦で披露された麻婆さんの発する特徴的なフレーズです。
あまりの強烈なインパクトに、当時大きな話題を呼んだスタミナパンを代表するネタの一つです。
スタミナパンは「M-1グランプリ2023」で初の準決勝に進出しました。
惜しくも決勝進出は逃しましたが、敗者復活戦に進出。この時に披露された漫才「YouTuber」の中で登場したのが「うんちネタ」と呼ばれるフレーズです。
「ぶりっぶりっ ほーんとにウンチしてまーす」
今はスタミナパンの公式YouTubeチャンネル「スタミナパンのアゲパン」の中でも麻婆の挨拶に使っていますね。
「うんちネタ」が注目されていますが、スタミナパンは翌年の「M-1グランプリ2024」でも2年連続で準決勝に進出。
これは偶然ネタが受けたのではなく、確かな実力があることの表れでしょう。
- 2012年 「お笑い全日本カップ 優勝」(トシダ)
- 2021年 「BIGLOBE presents -エンタメフリー劇場- なんてネタだ!グランプリ」優勝
- 2023年 「M-1グランプリ」初の準決勝進出
- 2024年 「第18回SMAホープ大賞」優勝
- 2024年 「M-1グランプリ」2年連続準決勝進出
- 2024年 「第5回ツギクル芸人グランプリ」決勝進出
- 2024年 「NHK新人お笑い大賞」決勝進出
- 2024年 「第18回SMAホープ大賞」優勝
- 2025年 「第6回 ツギクル芸人グランプリ」準優勝
- 2025年 「ダブルインパクト〜漫才&コント 二刀流No.1決定戦」 決勝進出
【スタミナパン】麻婆の芸歴は?

- 本名: 前川 真風(まえかわ まさかぜ)
- 生年月日: 1989年7月20日(35歳)
- 出身地: 鹿児島県奄美大島(神奈川県藤沢市辻堂育ち)
- 血液型: O型
- 身長: 169cm
- 体重: 115kg
- 最終学歴: 高卒
- 趣味: アイドル、麻雀、人狼、株取引
- 特技: カラオケ、料理
- 担当: ボケ
麻婆の芸名の由来
ボケ担当の麻婆は、鹿児島県奄美大島生まれの神奈川県藤沢市育ち。
“麻婆”という芸名は、本名の前川真風(まえかわ・まさかぜ)が由来で、子供のころからずっと“マー坊”の愛称で呼ばれてきたからだという。
中学生時代にはお笑いが好きで、フジテレビの「リチャードホール」を熱心に観ていたことがお笑いの原点だと語っています。
「リチャードホール」には数々のお笑い芸人が出演していましたが、その中でも特におぎやはぎや劇団ひとりに影響を受けたそうですよ。
麻婆は高校卒業後にお笑いの道へ
麻婆は高校を卒業後、もつ鍋屋に就職するも退職。その後、20歳で芸人を志し、ワタナベコメディスクールへ入学しました。
スクール卒業後はワタナベに所属できず、フリーで活動。何度もコンビを解散・再結成しながらキャリアを重ね、2014年に現在の相方トシダと「スタミナパン」を結成しました。
【スタミナパン】トシダの芸歴は?

- 本名: 土信田 貴英(としだ たかひで)
- 生年月日: 1989年6月7日(36歳)
- 出身地: 千葉県習志野市
- 血液型: O型
- 身長: 178cm
- 体重: 58kg
- 最終学歴: 千葉工業大学卒業(千葉県立実籾高等学校卒業)
- 趣味: パチンコ、競馬、映画鑑賞
- 特技: 肩からイルカの声が出せる(「ナニコレ珍百景」で披露)
- 担当: ツッコミ
幼少期からお笑いの英才教育を受ける
トシダは千葉県習志野市出身です。
幼い頃から父親と一緒に毎週「笑点」を見るのが日課で、落語や漫才や大喜利などの演芸全般が好きだったという。
小学生時代にコント番組の「笑う犬の冒険」、中学では「爆笑オンエアバトル」にハマるなど、お笑い漬けの日々を送っていたそうです。
中学の頃からすでにコンビを組んで、校内のイベントで全校生徒の前でネタを披露するほどのお笑い好きなトシダ。
この頃から将来は芸人になると決めていたそうです。
学生芸人として活躍!「学生芸人日本一決定戦」で優勝
高校卒業後すぐにお笑いの養成所に入るかと思われたトシダですが、意外にも進路として選んだのは大学進学でした。
「大学に行ったら、お笑いをやっても良い」というのが両親から出された条件だったのです。
「近いから」と選んだ大学の学費が高額で、奨学金を約560万円借りることに。現在も返済中だそうです。
大学では「ロブソン」というコンビを組んで学生芸人として活動し、「学生才能発掘バラエティ 学生HEROES!」などに出演。
2012年には「学生芸人日本一決定戦」で優勝、学生芸人として日本一を経験しました。
まとめ
2年連続でM-1準決勝に進出し、賞レースでも確かな結果を残しているスタミナパン。
強烈な“うんちネタ”で一躍注目を集めたお笑いコンビですが、その裏には何年も試行錯誤を重ねてきた下積み時代と、笑いに対する真摯な姿勢があります。
確かな実力と独自の世界観からなる“クセになる笑い”を兼ね備えたスタミナパンは、これからさらに飛躍する存在になるはず!
次こそM-1決勝の舞台に立つのは彼らかも。今後の活躍から目が離せません!
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